アナログ回線（加入者回線）とは

電話通信が始まった時から使われているアナログ信号によって通信する回線です。
設置するには利用する本数分の施設設置負担金（加入権）が必要です。
必要なくなった番号の加入権はほかでも利用することもできます。（休止してから５年・最長10年）
※一度休止した電話番号は使えません

また最近では加入権がいらないライトプランもあります。

通信方法は２種類ありダイヤル回線とプッシュ回線があります。
ダイヤル回線（パルス）とは黒電話を対象としたダイヤルを回し戻すときに発生する信号の断続音で相手の電話番号を認識します。ダイヤルを戻す速度も２種類あり20ppsと10ppsがあり20ppsの方が早く戻りますので相手に早くつながります。
1⃣・2⃣ などは戻る時間が短いですが 9⃣・0⃣ は一番遠くにあるので戻るのに時間がかかります。
緊急時は111の方が早くつながりますが、110・119は気持ちを落ち着かせるために 0⃣・9⃣ にしたともいわれています。
また最近ではほぼ20ppsでつながりますが、相手にうまくつながらない場合は10ppsを選択します。

プッシュ回線（トーン）は番号を押したときに流れる音（ピ・ポ・パ）で相手の電話番号を認識します。
音だけで認識していますのでつながるまでの待ち時間が少ないのが特徴です。
プッシュ回線を利用する場合2005年1月までは別途プッシュ回線使用料が必要でしたが、黒電話からプッシュ式の電話機が主流になり現在では申し込みするだけで利用できるようになっています。
※３級局以外は料金が違います

またほかの電話回線とは違い電源も必要なく電話機があれば停電時でもつながりますので、緊急用（火災報知器）などの回線として利用もされているのが多いです。

基本料金

住宅用

事務用