アナログ回線とは?

目次

1. アナログ回線とは?

アナログ回線とは、昔ながらのメタル線(銅線)を使い、人間の声を「波(電気信号)」に変換してそのまま相手に届ける電話回線のことです。NTTのサービス名では「加入電話」などと呼ばれており、明治時代に電話が始まって以来、日本の通信を長く支えてきた最も歴史のある仕組みです。

2. アナログ回線の3つの大きな特徴

デジタル通信(ISDNや光回線)と比較したとき、アナログ回線には以下のような独自の性質があります。

① 1契約につき「1通話」が基本

アナログ回線は、1本の電線につき同時に通話できるのは「1件(1チャンネル)だけ」です。そのため、オフィスで「電話を使いながらFAXも同時に受信したい」という場合は、もう1本別の契約を結んで回線を物理的に増やす必要がありました。

② 機器の電源がいらない(停電に強い)

ISDN回線や光回線とは違い、電話機を壁のモジュラージャック(差し込み口)につなぐだけで通話が可能です。 電話線を通じてNTTの交換局から微弱な電気が供給されているため、オフィスのコンセントから電源を取る必要がなく、万が一の停電時でもそのまま電話が使えるという非常に強いメリットを持っています。 (※ただし、親機・子機がワイヤレスでつながるタイプや、ビジネスフォンの主装置など、電話機自体に100Vのコンセント給電が必要なシステムの場合は停電時に使えなくなります)

③ 距離によって通話料が変わる

アナログ回線は、相手との物理的な距離が遠くなればなるほど、中継する交換局の数が増えるため通話料が高くなる仕組み(県外通話など)になっていました。

3. 「アナログ回線は終了した」って本当?

2024年1月にニュースなどで「アナログ回線が終了する」と大きく報じられたため、「もう使えなくなったの?」と誤解されている方が非常に多くいらっしゃいます。

結論:今お使いのアナログ回線の電話機や電話番号は、今も手続きなしでそのまま使えています!

終了したのは、NTTの交換局内にある「古い交換機(設備)」の寿命によるものです。 現在、電柱から建物へ引き込まれている銅線(メタル線)や、オフィスの固定電話はそのままで、交換局の中身だけが「IP網」と呼ばれる現代的なデジタルネットワークへ自動的に切り替えられました。

そのため、ユーザー側で特別な工事をしたり、新しく電話機を買い替えたりする必要は一切ありません。「アナログ回線が終わるから新しい機器に変えないと通話できなくなる」といった営業電話はすべて嘘(悪質な勧誘)ですので十分ご注意ください。

4. 現在の状況とこれからの選び方

現在の移行後のアナログ回線は、基本料金こそ以前と変わりませんが、デメリットだった「遠くへかけると通話料が高い」という問題が解消され、全国一律(固定電話宛てなら3分8.5円/税込9.35円)へと安くなっています。

しかし、現在ビジネスの現場では、大容量のインターネット環境とセットで基本料金もさらに安くなる「光回線(ひかりでんわ)」への切り替えが大多数を占めています。

「うちの会社はまだアナログ回線のままだけど、光回線に変えた方が安くなる?」「今のままで問題ない?」など、気になる点がございましたら、いつでも弊社(株式会社グッドラック)までお気軽にお問い合わせください!現在の利用状況に合わせた最適なプランを丁寧にご案内いたします。

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